東京国際映画祭の不評コピー。

ひさびさにつぶやいてみようかなあと思いました。

東京国際映画祭のキャッチコピーがネット上で批判されています。

東京国際映画祭のとあるコピーがひどい – NAVER まとめ

ニッポンは、

世界中から尊敬されている

映画監督の出身国だった。

お忘れなく。

個人的には、なんで「お忘れなく。」って捨て台詞つけちゃったかな、という感じ。有り無しでずいぶん印象が違います。逆に炎上狙ったのか?と勘ぐられるレベルですね。個人の業績と国を重ねあわせるのは別におかしいとは思いませんが(オリンピックとか成立しなくなっちゃいますし。ただレトリックがこの映画祭の趣旨と合っていない)、誇らしさは謙虚さと同居していないと受け入れられにくいですよね。

このコピーに決まった経緯とか誰が書いたとか興味はなくて、以前にも書きましたが、広告に対するネガな意見がどんどん可視化されるようになったときに、広告業界はどう対応するのか、ということが気になります。前は単に世の中からスルーされるだけだったんですけどね、こうして批判されることに対して、業界としてどう考えるのか。

広告の不快指数。 | ekotova.com

差別問題や意図せぬ誹謗中傷などへのチェック体制、ガバナンスを強化するのか、もっと全体的に表現をマイルドにしていくのか、逆に炎上を狙っていくのか・・・。マスコミそのものが「マスゴミ」などと陰口を言われることに対して何の免疫もなく、その対処方法も無視を決め込むのか対話をするのか腰が座っていないように見えるのと同様に、広告もスタンスが問われている気がしてしょうがないです。そしてまだその方向性は見えていません。個別のクライアント企業に下駄を預けるしかないのかなあ・・・。というわけで、特に結論とかないのですが、面倒なこと、逆境はチャンスでもあるので、こういう批判をどう前向きに持っていけるかだと、思うんですけどねえ・・・。