ついにアイドルも無料の時代へ。

来るべきものが来たといいますか。

【私たち、無料です。】フリー素材アイドル MIKA☆RIKA

アイドルの写真が無料で使えちゃう、というサイトがついに登場。

ストックフォトも無料で使えるところがユーザーを増やしているわけで、自分の顔写真をバンバン露出させたいアイドルがフリーミアムで活動するのは当然といえば当然の流れ。

僕も早速ダウンロードしてこのブログに貼ってみました。4239×2826のそれなりに大きな画像ファイルで、使い勝手も良さそうです。広告業界に激震、というかカンプはこれで作るのがデフォになりそうだなあ。(※ただし利用期間に制限があります)

誰かが後追いするのも時間の問題なわけで、つまりアイドル(まあ、売れる前ね(^o^)の写真は無料で使える時代に突入したというわけです。スゴイことになってきました。このやり方がアイドルマーケティングの主流になる予感がします。

無料とか、炎上とか、ネット時代に注目を浴びる方法はますますチキンレースの様相を呈してきましたね。10年後はどうなってるんだろう。

平成24年、今年の漢字。

「金」だそうです。

「金」の字を選んだ人たちは、ことしのノーベル賞で京都大学教授の山中伸弥さんが医学・生理学賞に選ばれたことや、ロンドンオリンピックで日本選手団が金メダルをはじめ、史上最多の38個のメダルを獲得したこと、それに世界一高いタワー「東京スカイツリー」の開業など数多くの金字塔が打ち立てられたことを理由に挙げているということです。このほか、932年ぶりに日本の広い範囲で金環日食が観測されたことや、消費税の増税など「金」を巡る問題が表面化したことなども理由に挙げられています。

“今年の漢字”は「金」 NHKニュース

僕なんかは心が汚れているからか、「金」という字はカネと読んでしまいがち(笑)。それに飛翔体発射の記憶も新しく、キムにも読める。そういえば、今年オリンピックあったんですよね~(遠い視線)。

漢字検定はいろいろドロドロした一件があったにも関わらず、こうしてキャッチーな年中行事に組み込まれて、なおかつ学校教育の一環的なポジションにも収まって安泰ですね。

日本の伝統文化と勘違いしている人も多いわけですが、漢字は立派な外来文字。日本人は骨の髄まで舶来モノが好きなのだなあ、と年末になるとしみじみ思います。

ハッピー・カウンター。

カウンター
昔、飲み会の席でこんな話になったことがあります。

ある女性が、「私は運が悪い」と。曰く、
「トイレに入ると、トイレットペーパーを必ず取り替える羽目になる」
というのです。必ず芯が出ている。
必ず?と聞くと、「必ず」というのです。家でも、外でも。
まあ、そんなの勘違いで、絶対に普通に取り替えずに済んでたときは
忘れているんだと思いましたが。

で、そのとき思いついたアイデアを蔵出し(笑)です。
やっぱり不運をカウントするから自分は運が悪いのだと思い込む。
それならいいことをカウントすれば
運がいいように思えるはずだ。
というわけで、

鳥を数える計数器を持ち歩く。というアイデア。

野鳥の会とか街角で調査とかやってるアレです。
世の中には小さなハッピーが膨大に
存在しています。そのたびに「カチ」っとね。

例えば・・・
雨の予報だったのに起きたら晴れてた。「カチ」
幼稚園の遠足とすれ違って和んだ。「カチ」
交差点に着いたと同時に青になって止まらずに歩けた。「カチ」
お目当てのランチが売りきれで仕方なく頼んだメニューが想像以上に美味しかった。「カチ」
居酒屋でおばちゃんがつまみをおまけしてくれた。「カチ」

以下同・・・

くだらないと思う人にまでオススメはしませんが・・・
ちゃんとカウントすれば、自分の運の良さにみんな驚くと思いますよ。
ちゃんとカウントすれば、ね。
実際僕はそれ以来心のハッピー・カウンターはずっとオンなのです。

ダイバーシティで日本のモノづくりについて考えた。

先日のダイバーシティの記事でも、アパレルの世界をファストファッションが席巻していることを書きました。

コモディティー化&価格で勝負、というのはグローバリゼーションの抗えない流れ、みたいに言われており、実際にアパレルの世界もそうなっている。「◯まむら」でいいならなんだっていいだろう、100均で間に合うなら100円でいいだろう、と実際思う。

一方で、高くても売れている全自動のロボット掃除機とか、吸引力の落ちない掃除機、そしてご存知スマホなどもある。この違いは何?

結論としては、コンセプトが明快でオンリーワンであれば、みんなお金を出しても買う。ですよね。

そこで考えるのが、日本的モノづくりはどこに向かっているかということ。

バブル期~90年代は、企画書には必ずといっていいほど「付加価値」という単語が踊っていました。言い換えると、乗っけて乗っけてモノづくりをしていたということ。もっと機能を増やせないか。もっとバリエーションを増やせないかetc・・・。

実際には、現在売れているものは逆にシンプルですね。洋服にしろ、電化製品にしろ。スマホはなんでもできるのがウリみたいな気がしますが、あの機能をシンプルに使いこなせるようなインターフェイスにしたところが新提案であり、コンセプトなわけで。

一方で、付加価値を加える方向で機能を加えて加えて、日本のメーカーはいまはどうなっているでしょう。(3Dとか・・・)

そろそろ、「コンセプト」の重要性に気づくべきですよね。(もう遅い?)何か生活を変える要素のある提案があれば、まだまだ消費は伸びるし経済も成長できると思う。

若者が消費をしないのは、年金など将来不安のせいになっているようですが、もちろんそれも要素としてはあるとして、そこに新しい提案がないからなのだと思います。本当にお金がないなら、スマホだって買えない。でも、実際はそうではないのだから。

photo credit: rene_schlegel via photo pin cc