広告はドヤ顔してたなあ・・・(遠い目)


この広告、覚えている方いらっしゃいますか?

ティザー広告の大成功例として広告業界では有名です。

ドヤ顔、ですよね。

いや、バースさんの顔が、ということではなくて、メッセージの伝え方がドヤってる、ということが言いたいのです。これ、分かりやすい例かなと思って。

思えば、この広告に限らず、広告ってみんなドヤ顔だったよなあ、と。(その頃はもちろんドヤ顔なんて言葉はなかったですが)

商品にしろ、サービスにしろ、「こんな素晴らしいものができました」「欲しいですよね」「使いたいですよね」という問いかけを内在していました。どうですか!と自信満々に消費者にアピールしていました。

さて、現在。

ドヤ顔というのは、ちょっと恥ずかしいものとしてみんな認識しています。

「なんか、自慢気だよね」「たいしたことないのにね」「自分の世界だよね」

モノを欲しがらないこの時代において、僕はそれが世間が「広告」というものに向ける視線とダブって見えてしょうがないんですよね。

昔から、広告は共感だ、自慢ではない、と教えられたし、実践もしてきたつもり。

しかし、媒体を使って企業側の立ち位置でドーンとメッセージを流す時点で、どんなに控えめな表現をしたとしても、消費者の目にはドヤ顔に映っていないだろうか?という疑念が離れません。広告だけでなく、マス媒体そのものに向けられる視線が、ドヤ顔に眉をしかめる気分にあふれているのではないか・・・。

広告に染み付いたドヤ顔の名残。でもそこを意識させないようにシカケを作っていくと、ステマと呼ばれるし・・・。

コミュニケーションの手順とか、作法とかが、いろんな意味で変わっている最中なのでしょう。真剣に考えなくてはいけないところだと思っています。

晴れた日のスカイツリーに登りました。

東京スカイツリー 朝の勇姿 予約チケットが入手できたので、東京スカイツリーに登って来ました。完全予約期間中(7月10日まで)は登る日時が決まっているため、天気は運しだい。晴れたのは日頃の行いですかね(笑)

オープン初日もそうでしたが、予約日当日が雨の日に当たった人はお気の毒です。450メートル地点は雲の位置ですからね。晴れていても雲が多めの日は油断できないと思います。

 

 

 

東京スカイツリー 天望デッキ いつもテレビの取材で見るエレベーターを降りたときの図。みんな「お~」とか言いながら降りるのです。朝の早い時間だったからまだ空いてますね。

 

 

 

 

東京スカイツリーの影

影。晴れの日ならではの図です。何気ない感じですが、よく見ると超でかい影です。

 

 

 

 

 

 

東京スカイツリー 南側風景

錦糸町方面から月島へ向けての眺め。

ウォーターフロントは本当に高層ビルが増えましたね。でもここからだと高層かどうかがイマイチ分かりにくい(笑)

東京スカイツリーからの風景

 

 

 

浅草から上野の森、そして池袋方面。

これだけの晴天でも富士山は見えませんでした。難しいものですね。景色を楽しむなら冬がいいのかもしれません。

 

 

東京スカイツリー ガラス床

お約束のガラス床。怖いけど高すぎて写真を見ているようです。

そういえば、スマホはEモバイルを使っているのですが、350メートルの展望デッキでかろうじて、450メートルの天望回廊ではもう電波は届いていませんでした。考えてみればケータイの電波は遮蔽物がないかぎり3~5キロは届くとされているので、なぜなのかは不明。スカイツリー自体が電波塔なのでなんかあるのかも。ドコモはバリ3でした。

 

 

 

東京スカイツリー 隅田川

隅田川を行き交う観光船。かなりズームしてます。

肉眼ってなんて性能いいんだろう、っていつも思います。

東京スカイツリー 東京ゲートブリッジ

 

 

 

東京ゲートブリッジも見えます。でも霞んでますね。5月の乾いた空気でもやっぱり気温が上がればもやがかかります。

そしてこれから6月、梅雨のシーズン。

何も見えない!金返せ!みたいな人が出なければいいのですが。。。

東京スカイツリー 隅田川

隅田川の上流に向けての眺め。地球は丸い(笑)

個人的には、都心の南半分の景色はけっこう見慣れているので、こうした北側から東側の風景が新鮮でいいのではないかなあ、と思います。

あと、夏にはいろんな花火大会があるので、ここからなら相当離れた花火も見られるかも、なんてことも思いました。

で、花火といえばエレベーター。

東京スカイツリー エレベーター 夏

展望デッキへのエレベーターは4基あり、それぞれ春夏秋冬の意匠の装飾が施されています。これは江戸切子で作った「夏」。

夏の花火をイメージしています。とてもキレイですね。

しかし、登りと下りで1回ずつしか乗れないので、1回の入場で4季のうちの半分しか乗ることができません。

全部乗りたい人は最低2回入場しないといけないのです。

棕澤和宏と山下紀如さて、写真を貼るのに疲れたのでこれで終了。最後に今回ガイド役まで引き受けてくださった山下さんです。お世話になりっぱなしでありがとうございました。こういうものは初物ですからね。早く登れて本当によかったです。

ダイバーシティで日本のモノづくりについて考えた。

先日のダイバーシティの記事でも、アパレルの世界をファストファッションが席巻していることを書きました。

コモディティー化&価格で勝負、というのはグローバリゼーションの抗えない流れ、みたいに言われており、実際にアパレルの世界もそうなっている。「◯まむら」でいいならなんだっていいだろう、100均で間に合うなら100円でいいだろう、と実際思う。

一方で、高くても売れている全自動のロボット掃除機とか、吸引力の落ちない掃除機、そしてご存知スマホなどもある。この違いは何?

結論としては、コンセプトが明快でオンリーワンであれば、みんなお金を出しても買う。ですよね。

そこで考えるのが、日本的モノづくりはどこに向かっているかということ。

バブル期~90年代は、企画書には必ずといっていいほど「付加価値」という単語が踊っていました。言い換えると、乗っけて乗っけてモノづくりをしていたということ。もっと機能を増やせないか。もっとバリエーションを増やせないかetc・・・。

実際には、現在売れているものは逆にシンプルですね。洋服にしろ、電化製品にしろ。スマホはなんでもできるのがウリみたいな気がしますが、あの機能をシンプルに使いこなせるようなインターフェイスにしたところが新提案であり、コンセプトなわけで。

一方で、付加価値を加える方向で機能を加えて加えて、日本のメーカーはいまはどうなっているでしょう。(3Dとか・・・)

そろそろ、「コンセプト」の重要性に気づくべきですよね。(もう遅い?)何か生活を変える要素のある提案があれば、まだまだ消費は伸びるし経済も成長できると思う。

若者が消費をしないのは、年金など将来不安のせいになっているようですが、もちろんそれも要素としてはあるとして、そこに新しい提案がないからなのだと思います。本当にお金がないなら、スマホだって買えない。でも、実際はそうではないのだから。

photo credit: rene_schlegel via photo pin cc

コーラメントス考。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=y52W_7oIcig[/youtube]

一度やってみたいイタズラ。コーラにメントス(笑)

Youtubeにどれだけの数の動画がアップされてるんでしょうか。コーラメントスw

それはさておき、僕はYoutubeを見ているといつも釈然としないことがあって、コーラにメントス入れてヒャッハ~!とか言ってる外人DQNですら、いい家住んでるなあ、と思う。この動画もプール付き芝生付きの大きな庭ですよ。みなさんあまり疑問に感じないんですかね。日本はウサギ小屋、外国は大邸宅で当然と思ってる?そこまで基本的な住環境が違うの?

その他の下らない海外のイタズラ動画、ハプニング動画も、多くの場合豪邸で繰り広げられています。Youtubeを見ていていつもモヤモヤします。みんな本当はエリート金持ちなのに、Youtubeだけノータリンのふりして投稿しているんですかね。実はYoutubeで家自慢してるんですかね、彼ら。

それに引き換え日本からの投稿がいちばん所帯じみています。襖の前でギターの速弾きされてもなあ、と思う。

考えてみればコーラメントス関係ない話ですけど。GW期間のくだらないつぶやきということで(笑)

ダイバーシティ東京プラザに行ってみた。

お台場だからダイバーシティ。ダジャレ(笑)。もちろん、「多様性」という英語ともかけているわけで、さて、どれぐらい多様なのか見に行きました。

ガンダム お台場 ダイバーシティ

さっそくガンダムがお出迎え。といってもフジテレビとは逆のほうにあるので、どちらかといえば裏口の置物といったところ。2009年に、この先の潮風公園に設置してあったガンダムの再来です。「ガンダムフロント東京」という施設もあって、ガンダム好きにはたまらないですね。個人的にはこれから新築のビルには原寸大ロボットの守り神を置く、という法律でも作ると日本も面白くなると思いますよ。

ガンダムフロント東京とは:ガンダムフロント東京 <http://gundamfront-tokyo.com/jp/welcome/>

ダイバーシティお台場 フロアガイド

案内は当然のように英語、中国語(繁体、簡体)、 韓国語です。お台場の平日は明らかに台湾、中国の方をメインターゲットにしていて、銀座でもそうですが客単価も外国人の方が高い。可処分所得が増えないと内需も拡大しないですよ。みんなで真剣に考えないと。

お台場ダイバーシティ フードコート

みんな大好きフードコート。混雑していましたが、ご覧のとおりちょっと開放感に欠ける作り。キムカツとかたいめいけんには「おっ」と思いつつ、華麗にスルー。

ダイバーシティお台場 ディスプレイ

見所は日本初出店のAEOなど、ここは原宿かい?と思えるほどのファストファッションの充実ぶりです。ユニクロも当然のように出店していますが、ちょっと影が薄い&もはや高級ブランド。ZARAなんか最高級ですね。まあなんというかバブルの頃のデザイナーズブランドとは何だったのか?と思うほどの単価下落ぶり。10年前にはなかったブランドばかりで浦島太郎気分が味わえます。

あとダイソーもあるしKOREA芸能人広場もあるしヴィレバンもあるしメイドカフェもあるしで、もういまどきのものはなんでも入れちゃった感じです。ガンダムの若干の意味不明さといい、その意味では多様、もっとカンタンにいえばごちゃごちゃしています。

そして、すぐ近くに豊洲のららぽーともあるくせに三井さんのこの出店攻勢はなんだ?木更津のアウトレットもそうでしょう?東京湾征服も時間の問題(すでに?)震災以来ちょっと海際って怖さがあるんですけどね。。。

スーパーマーケットが大規模化して、ショッピングモールが流行ってアウトレットが郊外にできて一部廃れて、と大規模店の隆盛もめまぐるしいですが、さて東京湾エリアのショッピングモールも今後どうなるか。こちらはそんなに大きくはないものの、なにしろ大規模店はいっぱい歩かされるから疲れる。もっと動線が少ないシニア向けのモールとかあれば客単価も上がってみんなハッピーな気もしますが、どうなんでしょう。「健康」がテーマのショッピングモールとか。キッズ向けを充実させるとか。それって本来の意味でダイバーシティだと思うし。

ダイバーシティ東京 プラザ <http://www.divercity-tokyo.com/>

 

HUGすれば、コーラが出てくる。

シンガポール国立大に設置されている自販機。

世界中で行なっているHappiness Projectの一環だそうなので、日本でもやらないのかなあ、と思う。

HUGですよ。ハピネスですよ。

革新的発明と製品情報 » 自販機を抱きしめてコカ・コーラをもらう http://www.j-tokkyo.com/2012/04/15/46466.html