ガ島通信さんのこちらの記事
2012-05-02 – ガ島通信 http://d.hatena.ne.jp/gatonews/20120502
を見ていてふと思ったのですが、これからのマスメディア(特に新聞社)は、こういう情報をネットに上げればいいのでは?と思った次第。
「こういう情報」とは、ニュースになっている当事者双方に取材して、その言い分を原則すべて開示する、というやり方。
これまではスペースの問題や情報源の秘匿、事件性のあるものについては捜査との兼ね合いなど、様々な制約や配慮によって、限られた文字数で記事になっていたわけですが、WEBならそのあたりもっと自由度が高いのでは?と思う。もちろん、取材されるのは困る、という場合も多いでしょうが、断ると片方の言い分しか世に出ないことになるので、一定のコメント提出は必要になるでしょう。
個人や小規模な組織がこうしたサイト運営をしてもいいとは思います。取材も基本的に電話やメールで済むはずです。ただ、様々な一次情報にアクセスできるリソースは現在の報道機関のほうが圧倒的に持っていると思うので、それを有効活用してほしい。新聞記事をそのままネットに出すいまのやり方では単に紙媒体が不要になる、というだけの話だと思います。
マスメディアの衰退が叫ばれて久しいですが、何もしなければ状況も変わらない。情報源に近い部分を見たいニーズは多いと思うのですが・・・。
タイトルはもう考えてありますよ。「ウラドリ」とか、どうでしょうかね。。。