書籍はデータをセット販売するといいのに。

どうしてこのアイデアが実現化されないのか不思議でしょうがない。僕以外にも絶対誰かが思いついているはずなのですが。
 

【紙とデータダウンロード権のセット販売】
 

書籍は、店頭で紙の本が販売されるときに、データのダウンロードの権利付きで販売します。

ダウンロードできるのは、店頭の書籍を買ったユーザーのみ。書籍にID(シリアルナンバー)がタイプしてあって、クレジットカードの番号とそのIDのセットでダウンロードが許可されるしくみ。その同一セットでないとその後ダウンロードできません。iTunesのシステムに乗っかるとかでもいいかもしれない。ダウンロードそのものはもちろん無料。アマゾンからの購入でももちろん可。

立ち読みとかでIDナンバーが先にわかってしまう問題はスクラッチにするとか、レジでシールをはがすとか、あぶり出しにするとか(笑)なんとでも解決できる話。

紙の書籍を買った人が優先的にデータを手元に残せるしくみです。特に大量に買う人ほどメリットあります。そのあとは友人にあげるとかブックオフに流すとか自由に。本を裁断してしまう自炊よりよっぽどスマートで資源の浪費感もないし、自炊ニーズがあるのだから商売的に失敗するとも思えない。実質的な購入単価が下がり、保管場所の心配も減るので、本の販売自体が増えるのは確実です。

中古本市場も刺激されてそちらの業者も悪い気はしないと思うのですが、どうなのでしょう。というか一刻も早い実現を望みます。