旬な言葉「式年遷宮」

伊勢神宮、今年は20年に一度の式年遷宮なので記念カキコ。内宮の遷御の儀も終わり外宮、周辺のお宮でも順次行われる模様です。個人的には数年前に一度行ったきりですが、できれば毎年行きたいです。

神宮の神聖な空気もさることながら、おかげ横丁の食べ歩きも最高。そして伊勢志摩の自然の美しさ。夏場に行ったのでめちゃめちゃ暑かったですが、できれば四季折々の神宮を訪ねてみたいです。

壮大な無駄にも思える遷宮。しかし高温多湿の場所で清廉な建物を保つとか、技術の継承や森林保護、地域経済の活性化など、いろいろ実際面での意味もあり、逆に合理的とさえいえると思います。

また戦国時代に遷宮が100年以上途絶えたのですが、慶光院というお寺さんが戦国大名などに呼びかけて遷宮を復活させたなど、神仏の境目のない日本ならではのストーリーもあるのですが、ここでは書ききれないのでまたどこかで。

伊勢神宮の影に隠れていますが、今年は出雲大社も大遷宮が行われました。オリンピックも決まり、後世から見れば、あの年はいろいろと転換点だったなあ、ということなのかもしれません。というか、そうしなければならないでしょう。

(2013/10/12/追記)
今年、年間の参拝者数が1000万人を超えたようです。行った方の話だと、本当に混雑していて大変なようですが、それもまた思し召し。実際に足を運べる幸せを噛み締めましょう。