旬な言葉「地雷クライアント」

最近こんな記事がバズっているのを目にしました。

ランサーズやってみたけど地雷クライアント案内所にしか見えない | kosuke.cc
(※ユーモアのある語り口や緻密な取材、ホントにいい記事だと思います)

この手の仕事マッチングサービス、あるいはクラウドソーシングにはみんないろいろ思うことがあるらしく、ソーシャルブックマーク界隈で話題になっており、ついに運営会社の社長がブログでアンサー記事を出すまでに至りました。

ランサーズに関するブログ記事に対してのお詫びとご説明 | ランサーズ(Lancers)社長日記

「お詫び」する必要なんてないのにな、と思います。そして理想は理想として良く分かりますけどね。。。という感じ。

僕もフリーランスの端くれですから、かなり初期から注目していましたが、残念ながら結局利用していません。理由は、ほとんど上記のリンク先と同じです。あの単価ではやるだけ赤字。地方の主婦や、事情があってどうしても家から出られない人に副収入の選択肢があることは喜ばしいことですが。

実は以前一度だけランサーズ経由で、あるクライアントと会ったことがありますが、早速ランサーズ外しを提案してきました。そしてその後いろいろと経緯があり、仕事はしたのですがギャラも未払いです。地雷でした。これはダメだと思いました。現在はどうなのでしょう。検証してないから分かりません。システム上、請け負う側には受注実績やサンプルのプレゼンなどフィルターがかけられますが、クライアント側をフィルタリングするのは難しいでしょう。

オークションのようにモノをやりとりするならいざしらず、手間をやりとりする仕事の場合、いかに長期的な信頼関係を築けるかが大切。でもクラウドソーシングには、どうしても発注する側に請負側を「使い捨て」する誘惑があることが否めません。

プラットフォームだけが栄えて、実際に手を動かす人が報われにくい、という側面が強いインターネットの現状は、早く脱却しなければいけないよなあと思います。この件だけではなくて、インターネットには地雷がいっぱいですが、それは匿名性に由来する部分が大きいのではないかと思います。

最終的には仕事を出す側も受ける側も実名でやるしかないのではないでしょうか。インターネット全体が信頼感のある「場」になれるかどうか、試されているなあ、と感じます。

旬な言葉「駆け込み~増税」

請求書の税率変えるの忘れておっとっと、という事例が増えそうな2014年4月の月末が迫ってきましたね。

で、家電業界ではこんなことに。

日刊ゲンダイ|家電値下がり 消費増税「駆け込み買い」は大損だった(リンク先記事抹消)

予想出来たはずですけどねえ。。。

液晶テレビがエコポイント駆け込みでその後どれだけ値崩れしたか、ついこの間の話だと思うんですけど。

熱しやすく冷めやすい、反省しない国民性。どうなってるの!

・・・じつは、そんな通り一遍の批判をしたいわけではありません。

おそらく、いま消費者はそれなりにお金は持ってるし、「言い訳」さえあればお金は使う、ということが証明されたのだと思うのですよ。

3%を節約したいわけではなくて、いま3%祭だから買った、という乗っかった感。

僕の周りを観測した限りでは、高額商品が結構売れたみたいですし。

というわけで、増税後の景気腰折れが心配される昨今ですが、なあに、いい「言い訳」さえあれば大丈夫。

みなさんそれなりに消費してくれますよ。

オリンピックという言い訳ビッグテーマはすでに設定されています。

あとは中言い訳小言い訳をうまいこと演出するのが、

マーケッターの腕の見せ所になりそうです。

2013年流行語大賞ノミネート語。

許諾NGぽいけどとりあえずこの画像。
許諾NGぽいけどとりあえずこの画像。

【流行語大賞候補】 「倍返し」、「おもてなし」も加わり、今年は激戦必至! 2013 – NAVER まとめ

年末ですね~ということで記録カキコ。

今年は流行語の当たり年らしく、たしかに見たことある単語がいっぱい。とはいえほとんどがテレビなんだよなあ…という気も。

前半は「今でしょ!」で決まりかなあ、と思ったら、後半で「じぇじぇじぇ」や「お・も・て・な・し」や「倍返し」など強力な言葉が怒涛のように押し寄せて来ました(笑)

一方で、お笑い界からのノミネート語は無く、これはこれで時代のターニングポイントなのかも、という指摘も。

個人的には「激おこぷんぷん丸」あたりが面白いです。単に若者の言葉の乱れ、で済ませられがちですが、僕が思うにこれもクールジャパン。

激怒しているにも関わらず、それを可愛いニュアンスで表現したい、という気持ちの現われでしょ。

サブカルのようで、実は日本的な精神文化が色濃く反映されている言葉だよなあと思います。

大賞は12月2日発表。「おもてなし」が有力だそうです。

アイフォーンのSとCとドコモと。

iPhoneニュース画像

またまた銀座のアップルストア前に行列。

10日並んだ人もいるんですね。

一方僕はドロ生活が1年半。

カクカクしてやだなあ、アイフォーンが懐かしいなあと思いつつ、ガマンガマン。

あれほど拒んでいたドコモで販売するということは、何かあるということではないんですかね。

様子見です。

次はドコモでアンドロイドかな、なんて。

無料画像検索サイトのご紹介。

写真探しもすっかり無料の時代に突入しました。いつも使っているサイトをご紹介します。

Photo Pin

タダピク(tadapic)

上の「Photo Pin」はフリッカーなどのクリエイティブ・コモンズ画像から写真を探してくれるサービス。WordPressのプラグインにもなっていて、記事投稿画面から検索・記事に写真を入れ込んだりもできます。また画像のリンクをその場でコピペできるのも便利。このブログなどに載せる画像も、手持ちの写真と、もっぱらこちらのサイトから探しています。

下の「タダピク」は日本の無料画像サイトを横断的に検索してくれるサービスです。今現在、日本の無料画像サイトは27サイトもあるのですね。まずそちらにビックリ。そこから検索できます。商用利用OK・クレジット不要で使えますが、まだ写真の数が足りないかな、という気もします。

なんと言いますか、こうしたコンテンツ無料化の流れには一抹の不安や疑問も感じながら、やっぱり便利だから使ってしまいますよねえ。ご参考まで。

ダイバーシティで日本のモノづくりについて考えた。

先日のダイバーシティの記事でも、アパレルの世界をファストファッションが席巻していることを書きました。

コモディティー化&価格で勝負、というのはグローバリゼーションの抗えない流れ、みたいに言われており、実際にアパレルの世界もそうなっている。「◯まむら」でいいならなんだっていいだろう、100均で間に合うなら100円でいいだろう、と実際思う。

一方で、高くても売れている全自動のロボット掃除機とか、吸引力の落ちない掃除機、そしてご存知スマホなどもある。この違いは何?

結論としては、コンセプトが明快でオンリーワンであれば、みんなお金を出しても買う。ですよね。

そこで考えるのが、日本的モノづくりはどこに向かっているかということ。

バブル期~90年代は、企画書には必ずといっていいほど「付加価値」という単語が踊っていました。言い換えると、乗っけて乗っけてモノづくりをしていたということ。もっと機能を増やせないか。もっとバリエーションを増やせないかetc・・・。

実際には、現在売れているものは逆にシンプルですね。洋服にしろ、電化製品にしろ。スマホはなんでもできるのがウリみたいな気がしますが、あの機能をシンプルに使いこなせるようなインターフェイスにしたところが新提案であり、コンセプトなわけで。

一方で、付加価値を加える方向で機能を加えて加えて、日本のメーカーはいまはどうなっているでしょう。(3Dとか・・・)

そろそろ、「コンセプト」の重要性に気づくべきですよね。(もう遅い?)何か生活を変える要素のある提案があれば、まだまだ消費は伸びるし経済も成長できると思う。

若者が消費をしないのは、年金など将来不安のせいになっているようですが、もちろんそれも要素としてはあるとして、そこに新しい提案がないからなのだと思います。本当にお金がないなら、スマホだって買えない。でも、実際はそうではないのだから。

photo credit: rene_schlegel via photo pin cc

ららぽーと豊洲をうろついていた頃。

アーバンドック ららぽーと豊洲
夕刻のららぽーと豊洲

最近ダイバーシティ東京の記事でよくググられるこのブログですが、みなさん混雑状況が知りたいだけのようですね。新しいですから調べるまでもなく混んでいますよ。まあ、普通のショッピングセンターですけどね。

混雑はどうしてもいやだ、という方は豊洲に行くのもアリだと思います。中身はそんなに変わらないし。

というわけで、一時期豊洲に入り浸っていたときのまとめブログをリンクしておきます。ちょっと古いので現在は存在しないお店の話とかもあるかも知れませんがご了承ください。雰囲気はつかめると思います。

テーマ「豊洲」のブログ記事一覧 とにかく行ってみよう。 /ウェブリブログ http://5050.at.webry.info/theme/0d01115f42.html

アーバンドック ららぽーと豊洲 http://toyosu.lalaport.jp/